花粉症
花粉症

毎年同じ季節になると、くしゃみ・鼻水・鼻づまりや、目のかゆみ・充血が続いていませんか。お子さんの場合は「風邪が長引いているだけ」と見過ごされやすく、睡眠や学習、生活の質に影響が出ることもあります。
花粉症は、症状を我慢する病気ではありません。症状のパターンや生活環境を整理し、必要な治療を適切に組み合わせることで、日常生活の負担を軽くできます。
当院では、小児から成人まで花粉症の診療を行っています。花粉症のご相談はアレルギー外来だけでなく、一般診療枠でも対応可能です。
花粉症は、花粉が飛ぶ時期に、鼻や目の粘膜でアレルギー反応が起こることで発症します。主な原因はスギ・ヒノキなどの花粉ですが、季節性だけでなく、ダニやハウスダストなどによる通年性のアレルギー性鼻炎が併存していることもあります。
また、花粉症の症状は鼻・目だけではなく、のどの違和感、咳、頭重感、だるさなどとして現れることもあります。「いつもの症状」の原因がもしかしたら花粉症かもしれません。
花粉症は発熱を伴わないことが多く、鼻水は透明でサラサラしていることが多いです。一方で、感染症(風邪など)は発熱や咽頭痛、黄色い鼻汁などを伴う事があります。
また、花粉は雨の日には飛ばないので、雨の日には症状が軽くなるのも特徴です。
ただし、花粉が飛ぶ時期は感染症も流行しやすく、症状だけでは区別が難しいこともあります。また、鼻づまりが続く背景に、副鼻腔炎(ちくのう症)や中耳炎が関わっているケースもあります。
「毎年同じ時期に悪化する」「市販薬で十分に改善しない」「睡眠や生活に支障がある」場合は、一度アレルギー専門医に相談してみてください。
当院では、問診を重視し、症状の出方や経過、生活環境、既往歴などを丁寧に確認したうえでアレルギー専門医が総合的に判断します。必要に応じて検査を行い、ガイドラインに基づいて診断・治療方針を検討します。
※数値や結果だけで決めるのではなく、「症状」と「生活への影響」を合わせて、治療を調整していきます。
花粉症の治療は、症状の強さ・生活スタイル(学校や仕事)・困っている場面(睡眠、学習、外出など)により、必要な治療の組み合わせが変わります。
当院では、以下を軸に治療を調整します。
くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを抑える目的で使用します。眠気などの副作用は薬剤により差があるため、学校や仕事への影響も考慮し、生活に合う薬を選択します。
鼻づまりが強い場合、点鼻薬を併用することで、日中や夜間のつらさが軽くなることがあります。症状・時期に合わせて適切に使い分けます。
目のかゆみや充血が強い場合に使用します。「目をこする→炎症が悪化→さらにかゆい」という悪循環を断ち切ることが重要です。
※症状が強い時期に短期間用いる薬もあります。自己判断での長期使用は避け、医師の指示に従って使用してください。
花粉症の薬は、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。そのため、毎年症状が出る方は、花粉飛散前から治療を開始する「初期療法」が有効とされています。
「例年この時期につらい」「毎年同じパターン」など、予測がつく方ほど早めの受診がおすすめです。
スギ花粉やダニが原因のアレルギー性鼻炎に対して、舌下免疫療法という治療があります。毎日少量のアレルゲンを舌の下に投与し、時間をかけて体を慣らしていく治療法です。
治療の適応や開始時期には条件があります。
「毎年つらい」「薬の量を減らしたい」「根本的な対策を検討したい」方はご相談ください。
薬だけでなく、日常の対策を組み合わせると症状が軽くなることがあります。
以下に当てはまる場合は、受診して整理することをおすすめします。
※症状が急に強く出た場合や、呼吸が苦しい・咳が続くなど不安がある場合も早めにご相談ください。
当院では、花粉症のご相談を小児から成人まで対応しています。花粉症の検査・治療のご相談は、アレルギー外来だけでなく一般診療枠でも可能です。
花粉症は発熱を伴わないことが多く、透明でサラサラした鼻水や、くしゃみ・目のかゆみが続く傾向があります。感染症と重なる時期は判断が難しいため、症状が続く場合は受診をおすすめします。
はい。近年は低年齢でも発症がみられます。お子さんは症状をうまく訴えられず、風邪と混同されやすいのが特徴です。
眠気の出方は薬剤により差があります。学校や仕事への影響を踏まえて、生活に合う薬を選択します。
毎年症状が出る方は、症状が本格化する前から対策を始める初期療法が有効とされています。つらくなる前の受診がおすすめです。
市販薬で一時的に軽くなることもありますが、症状が続く場合や生活に支障がある場合は、治療の選択肢を整理したほうが結果的に負担が軽くなることがあります。
点鼻薬には種類があり、使い方にも注意が必要です。自己判断で長期使用せず、医師の指示に従って使用してください。
点眼薬などで炎症をコントロールし、「こすって悪化する」悪循環を断つことが重要です。症状に応じて治療を調整します。
睡眠への影響は治療調整の重要な指標です。点鼻薬の併用などを含め、症状に合わせて対応します。
適応や開始時期など条件があります。原因(スギ・ダニなど)や状態を確認したうえでご案内します。
開始時期には推奨があり、状態によっても異なります。ご希望の方はご相談ください。
継続が効果に関わることはありますが、途中中止の扱いは個別の状況によります。無理のない計画を相談しながら進めます。
はい。成人の花粉症のご相談にも対応しています。
花粉症は、症状のコントロールと生活への影響を最小限にすることが治療の目標です。
毎年つらい方、症状が長引く方、お子さんの鼻水が続いて心配な方は、早めにご相談ください。