花粉症(小児・成人)|舌下免疫療法・アレルギー専門医|下北沢小児科・アレルギークリニック

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2‐13‐3下北MK3F
03-3414-1001
ヘッダー画像

花粉症

花粉症(小児・成人)|舌下免疫療法・アレルギー専門医|下北沢小児科・アレルギークリニック

花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)

花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)

毎年同じ季節になると、くしゃみ・鼻水・鼻づまりや、目のかゆみ・充血が続いていませんか。お子さんの場合は「風邪が長引いているだけ」と見過ごされやすく、睡眠や学習、生活の質に影響が出ることもあります。

花粉症は、症状を我慢する病気ではありません。症状のパターンや生活環境を整理し、必要な治療を適切に組み合わせることで、日常生活の負担を軽くできます。

当院では、小児から成人まで花粉症の診療を行っています。花粉症のご相談はアレルギー外来だけでなく、一般診療枠でも対応可能です。

花粉症とは

花粉症は、花粉が飛ぶ時期に、鼻や目の粘膜でアレルギー反応が起こることで発症します。主な原因はスギ・ヒノキなどの花粉ですが、季節性だけでなく、ダニやハウスダストなどによる通年性のアレルギー性鼻炎が併存していることもあります。

また、花粉症の症状は鼻・目だけではなく、のどの違和感、咳、頭重感、だるさなどとして現れることもあります。「いつもの症状」の原因がもしかしたら花粉症かもしれません。

このような症状はありませんか?

鼻の症状

  • くしゃみが続く
  • 透明でサラサラした鼻水が出る
  • 鼻づまりで口呼吸になる
  • 鼻をかみすぎて鼻の周りが荒れる

目の症状

  • 目のかゆみ、充血
  • 涙が出る
  • まぶたの腫れ、目の周りの赤み

のど・耳・皮膚など

  • のどのかゆみ、イガイガ
  • 咳が続く
  • 耳の違和感
  • 顔や皮膚のかゆみ

お子さんに多いサイン

  • 目をしょっちゅうこする
  • 朝方に鼻水が多い/寝苦しそう
  • 集中力が落ちる、機嫌が悪い
  • 鼻づまりで食事が進まない

風邪との違いと、見落としやすいポイント

花粉症は発熱を伴わないことが多く、鼻水は透明でサラサラしていることが多いです。一方で、感染症(風邪など)は発熱や咽頭痛、黄色い鼻汁などを伴う事があります。
また、花粉は雨の日には飛ばないので、雨の日には症状が軽くなるのも特徴です。

ただし、花粉が飛ぶ時期は感染症も流行しやすく、症状だけでは区別が難しいこともあります。また、鼻づまりが続く背景に、副鼻腔炎(ちくのう症)や中耳炎が関わっているケースもあります。

「毎年同じ時期に悪化する」「市販薬で十分に改善しない」「睡眠や生活に支障がある」場合は、一度アレルギー専門医に相談してみてください。

当院の診断方針

当院では、問診を重視し、症状の出方や経過、生活環境、既往歴などを丁寧に確認したうえでアレルギー専門医が総合的に判断します。必要に応じて検査を行い、ガイドラインに基づいて診断・治療方針を検討します。

※数値や結果だけで決めるのではなく、「症状」と「生活への影響」を合わせて、治療を調整していきます。

治療の考え方(花粉症は“組み合わせ”が重要です)

花粉症の治療は、症状の強さ・生活スタイル(学校や仕事)・困っている場面(睡眠、学習、外出など)により、必要な治療の組み合わせが変わります。

当院では、以下を軸に治療を調整します。

  • 症状を抑える治療(対症療法)
  • シーズンを楽にする治療(初期療法)
  • 体質改善を目指す治療(舌下免疫療法:適応がある場合)
  • 生活上の対策(セルフケア)

薬物療法(対症療法)

内服薬(抗アレルギー薬など)

くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどを抑える目的で使用します。眠気などの副作用は薬剤により差があるため、学校や仕事への影響も考慮し、生活に合う薬を選択します。

点鼻薬

鼻づまりが強い場合、点鼻薬を併用することで、日中や夜間のつらさが軽くなることがあります。症状・時期に合わせて適切に使い分けます。

点眼薬

目のかゆみや充血が強い場合に使用します。「目をこする→炎症が悪化→さらにかゆい」という悪循環を断ち切ることが重要です。
※症状が強い時期に短期間用いる薬もあります。自己判断での長期使用は避け、医師の指示に従って使用してください。

初期療法(花粉が本格化する前の対策)

花粉症の薬は、効果が現れるまでに時間がかかる場合があります。そのため、毎年症状が出る方は、花粉飛散前から治療を開始する「初期療法」が有効とされています。

初期療法により期待できること

  • 症状の出現を遅らせる
  • 重症化を抑える
  • シーズン中のつらさを軽くする
  • 点鼻・点眼の使用量を抑えられる可能性がある

「例年この時期につらい」「毎年同じパターン」など、予測がつく方ほど早めの受診がおすすめです。

舌下免疫療法(体質改善を目指す治療)

スギ花粉やダニが原因のアレルギー性鼻炎に対して、舌下免疫療法という治療があります。毎日少量のアレルゲンを舌の下に投与し、時間をかけて体を慣らしていく治療法です。

  • 1日1回の服用
  • 治療開始後、数か月で変化を感じる方もいます
  • 効果を安定させるために、継続が必要です

治療の適応や開始時期には条件があります。
「毎年つらい」「薬の量を減らしたい」「根本的な対策を検討したい」方はご相談ください。

日常でできる花粉症対策(セルフケア)

薬だけでなく、日常の対策を組み合わせると症状が軽くなることがあります。

外出時
  • マスク、眼鏡(花粉対策用も含む)を活用
  • 花粉が多い日は長時間の屋外活動を工夫
  • 帰宅時は上着を軽く払ってから室内へ
室内・寝室
  • 換気は短時間で行い、窓を全開にしない工夫
  • 空気清浄機を活用(寝室は特に有用なことがあります)
  • 掃除はこまめに(床の花粉を舞い上げないよう工夫)
洗濯・衣類
  • 花粉が多い日は外干しを避ける
  • 花粉が付着しやすい素材を避け、帰宅後は着替える
お子さんの場合のポイント
  • 目をこすらない工夫(爪を短く、点眼の適切使用)
  • 鼻づまりで眠れない/口呼吸が続く場合は早めに相談
  • 学校生活(眠気・集中力)への影響も治療選択の重要な要素です

受診の目安

以下に当てはまる場合は、受診して整理することをおすすめします。

  • 毎年同じ季節に症状が出る
  • 2週間以上、鼻水・くしゃみ・鼻づまりが続く
  • 目のかゆみで生活に支障がある
  • 夜眠れない、日中の集中力が落ちる
  • 市販薬で十分に改善しない
  • お子さんが「風邪が治らない」ように見える

※症状が急に強く出た場合や、呼吸が苦しい・咳が続くなど不安がある場合も早めにご相談ください。

受診の流れ

当院では、花粉症のご相談を小児から成人まで対応しています。花粉症の検査・治療のご相談は、アレルギー外来だけでなく一般診療枠でも可能です。

  • WEB予約・WEB問診をご利用いただけます
  • 症状・生活への影響・困っている場面を整理していただくと診療がスムーズです
    (例:いつから、どの症状が強いか、睡眠や学習への影響、市販薬の使用状況など)

よくある質問(FAQ)

花粉症と風邪の違いは何ですか?

花粉症は発熱を伴わないことが多く、透明でサラサラした鼻水や、くしゃみ・目のかゆみが続く傾向があります。感染症と重なる時期は判断が難しいため、症状が続く場合は受診をおすすめします。

子どもでも花粉症になりますか?

はい。近年は低年齢でも発症がみられます。お子さんは症状をうまく訴えられず、風邪と混同されやすいのが特徴です。

眠くならない薬はありますか?

眠気の出方は薬剤により差があります。学校や仕事への影響を踏まえて、生活に合う薬を選択します。

いつ受診するのが良いですか?

毎年症状が出る方は、症状が本格化する前から対策を始める初期療法が有効とされています。つらくなる前の受診がおすすめです。

市販薬ではだめですか?

市販薬で一時的に軽くなることもありますが、症状が続く場合や生活に支障がある場合は、治療の選択肢を整理したほうが結果的に負担が軽くなることがあります。

点鼻薬は使い続けても大丈夫ですか?

点鼻薬には種類があり、使い方にも注意が必要です。自己判断で長期使用せず、医師の指示に従って使用してください。

目のかゆみが強いのですが、どうしたらいいですか?

点眼薬などで炎症をコントロールし、「こすって悪化する」悪循環を断つことが重要です。症状に応じて治療を調整します。

鼻づまりがひどくて眠れません

睡眠への影響は治療調整の重要な指標です。点鼻薬の併用などを含め、症状に合わせて対応します。

舌下免疫療法は誰でもできますか?

適応や開始時期など条件があります。原因(スギ・ダニなど)や状態を確認したうえでご案内します。

舌下免疫療法はいつから始められますか?

開始時期には推奨があり、状態によっても異なります。ご希望の方はご相談ください。

舌下免疫療法は途中でやめたら不利益がありますか?

継続が効果に関わることはありますが、途中中止の扱いは個別の状況によります。無理のない計画を相談しながら進めます。

大人だけでも受診できますか?

はい。成人の花粉症のご相談にも対応しています。

花粉症は、症状のコントロールと生活への影響を最小限にすることが治療の目標です。
毎年つらい方、症状が長引く方、お子さんの鼻水が続いて心配な方は、早めにご相談ください。

トップへ戻る