小児耳鼻科|下北沢小児科・アレルギークリニック|下北沢駅の小児科・アレルギー科

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小児耳鼻科

小児耳鼻科|下北沢小児科・アレルギークリニック|下北沢駅の小児科・アレルギー科

小児耳鼻科

小児耳鼻科

当院では、小児内科だけでなく、小児耳鼻科疾患についても診察が可能です。
耳が急に痛み始めた、鼻水や鼻づまりに困っているなどあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
また、当院ではアレルギー専門医として、花粉症に関する診断と治療も行っております。家のホコリやスギ花粉に対する舌下免疫療法も選択いただけます。受診当日に検査と治療を開始することが可能です。
もちろん鼻汁吸引、ネブライザーも行っています、ご希望の方はお気軽におっしゃってください。
些細な不安や心配事でも、気になる症状がある場合はご相談ください。

小児耳鼻科でよくみられる症状

このような症状の方はお気軽にご相談ください

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • くしゃみ
  • 耳の痛み
  • のどの痛み
  • 鼻血 など

お子さんの症状やお困りのことは何でも相談をお受けしますので、お気軽にご相談ください。

小児耳鼻科の対象となる主な疾患

急性中耳炎

中耳炎は、鼓膜より内側の中耳と呼ばれる耳の一部が炎症を起こす病気で、ウイルスや細菌が原因となります。子どもの中耳炎は、風邪やアレルギーなどで鼻や喉が腫れ、それが耳管(鼻の奥から中耳につながる管)を塞いでしまうことから始まります。耳管が詰まると、中耳に空気が入らず、そこに菌やウイルスが繁殖しやすくなります。
子どもの中耳炎の症状としては、鼻水やのどの痛みなどの症状に続いて、強い耳の痛みや発熱、耳だれ、耳がつまった感じ、聞こえにくさなどがみられます。耳痛をうまく伝えられない乳児は、機嫌が悪くなってぐずったり、耳を引っ張ったり、頭を振ったり、頻繁に耳に手を当てたりするので、この様な仕草がある場合には中耳炎に注意が必要です。
子どもの中耳炎の診断は、医師が耳鏡を使って耳を直接観察することで行われます。中耳炎の場合、鼓膜が赤く腫れていることが多く、時には鼓膜が破れて膿が出ていることもあります。
子どもの中耳炎の治療については、症状や病状によりますが、抗生物質の使用や鎮痛剤の使用が一般的です。重症の場合や再発を繰り返す場合には、鼓膜切開などの処置が必要な時もあります。
子どもの中耳炎は、適切な治療を受ければほとんどの場合問題なく治りますが、放置すると聴力に影響を及ぼすことがあります。子どもが耳痛や耳の違和感、上記の症状を示した場合にはご相談ください。

副鼻腔炎

子どもの副鼻腔炎は、鼻の周りの空洞(副鼻腔)への細菌、ウイルスが感染、アレルギーによって副鼻腔の粘膜に炎症を起こす病気です。子どもは大人に比べて免疫力が未熟なため、副鼻腔炎になりやすいとされています。子どもの副鼻腔炎の主な症状は、鼻水や鼻詰まり、顔面の痛み(おでこ、目の下)です。長引く咳や、集中力の低下を認めることもあります。発症から4週間以内は急性鼻副鼻腔炎、それ以上は慢性鼻副鼻腔炎と分けられます。
副鼻腔炎の診断は、主に問診で症状や経過をお聞きすることで行います。必要に応じて頭部レントゲン検査などが行われることもあります。原因としてアレルギーが疑われる時にはアレルギー検査も行います。
副鼻腔炎の治療は、急性副鼻腔炎の60が自然治癒するといわれています。症状が重度であったり、長期にわたる場合には、抗生物質の服用や、鼻腔を湿らせるためのネブライザーを行います。
予防には、鼻水がでた時には、きちんとかむことを習慣にすることが大切です。

急性扁桃炎

急性扁桃炎は、扁桃腺がウイルスや細菌に感染し、炎症を起こす状態です。この病気の主な症状としては、喉の激しい痛み、発熱、耳痛があります。特に飲み込む際に痛み(嚥下痛)を感じることがありあります。口蓋扁桃が赤く腫れ上がり、白い膿が見られたり、表面全体が白い膜で覆われていることもあります。
急性扁桃炎の治療法としては、原因が細菌の時には抗生物質の投与や、鎮痛剤や消炎剤の使用、うがい薬による口腔内の洗浄、局所的な消毒、ネブライザーなどが行われます。
口が開けにくくなった場合、それは扁桃の周囲に炎症が広がってきているサインかもしれません。状態が悪化すると、扁桃周囲炎や扁桃周囲膿瘍を引き起こす可能性があり、扁桃周囲の切開や排膿が必要になることもあるので、早い段階での診断、治療が大切です。

花粉症(アレルギー性鼻炎・結膜炎)

アレルギー性鼻炎・結膜炎には、季節の花粉が原因の季節性(いわゆる花粉症)、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛などが原因で、一年中症状が続く通年性があります。症状としては鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみです。季節性の場合には症状が分かりやすいですが、通年性では症状に慣れてしまい気づかないことも多いです。におい、味を感じづらいと思っていたら実は通年性のアレルギー性鼻炎だったとゆうこともあるので、気になる症状がありましたらご相談ください。
治療には内服薬、噴霧薬(鼻スプレー)、点眼薬を使用します。内服薬としては抗アレルギー剤、噴霧薬としては抗アレルギー薬、ステロイド、点眼薬としては抗アレルギー薬を使用します。症状、経過によってこれらのお薬を組み合わせて使うのが一般的です。ステロイド点眼薬を使用する時もありますが、長期使用には注意が必要なため眼科を受診しながらの使用をお勧めしています。

舌下免疫療法

アレルギー性鼻炎・結膜炎のおすすめの治療として「舌下免疫療法」があります。これはスギやダニが原因のアレルギー性鼻炎・結膜炎に対し毎日少量の原因アレルゲンを取り込むことで体を慣れさせる(免疫をつける)治療です。「1日1回、舌の下にお薬を1分間保持した後に飲み込む」だけの治療です。多くの場合には治療開始後3~6ヶ月で何らかの症状改善があり、長期の効果を維持するためには最低3年間の治療が必要とされていますが、途中で治療をやめたとしても何ら不利益はないので治療に興味がある方は是非ご相談ください。お子さんが舌下免疫療法を行う時にご両親も一緒に行うことで、楽しんで治療を継続できます。ご家族そろっての治療開始もおすすめしています。他の病院で舌下療法を始めようとしたが症状が出てしまって治療を断念した方も是非ご相談ください。

鳥居薬品のアレルゲン免疫療法専門サイト

鼻血

ぶつけてもいないのに鼻血がでて、びっくりすることもあるかと思いますが、子どもの鼻の粘膜はおとなとくらべるとデリケートなため、鼻をかむ、鼻をつまむといった軽い刺激でも鼻血が出やすくなっています。また、風邪をひいていたり、アレルギーをもっていたりすると鼻の粘膜が腫れて、さらに鼻血が出やすくなります。
鼻血が出た時には、軽くうつむいた姿勢で、10分くらい小鼻をつまみましょう。これで止まれば心配がないことがほとんどです。
長い時間つまんでいるのにまったく止まらない、ぶつけてもいない場所にあざができやすいなどの症状がある場合にはご相談してください。

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