花粉症にご注意ください!|下北沢小児科・アレルギークリニック|下北沢駅の小児科・アレルギー科

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花粉症にご注意ください!

花粉症にご注意ください!|下北沢小児科・アレルギークリニック|下北沢駅の小児科・アレルギー科

1月になりスギ花粉の飛散量が増えてきました。
子どもの花粉症は大人と違い症状の訴えが少ないことも多く、診断・治療にはコツが必要です。
今回は子供の花粉症についてお話ししたいと思います。

花粉症は、春や秋に花粉が空気中に飛散する時期に、鼻水、くしゃみ、目のかゆみなどの症状が現れるアレルギー性の病気です。
子どもの花粉症も大人と同じで、季節によって症状が現れます。
子どもの場合は症状が訴えづらい、風邪の鼻水と混同されてしまう、使える薬が大人より限られるなどの特徴があります。
花粉症と言われたけど、薬が効いている気がしないといった場合には、本当に花粉症なのか考え直す必要があります。

「子どもの花粉症の症状」
子どもの花粉症の症状には以下のようなものがあります。
鼻水:頻繁な鼻水が特徴的で、特に目覚めたときや外出時に顕著になります。
くしゃみ:頻繁なくしゃみが症状の一つで、特に花粉の多い場所では増加します。
目のかゆみ:目のかゆみや充血が見られ、目の周りが赤くなることがあります。
喉のかゆみ:喉のかゆみや痛みが現れることがあります。
このほかにも顔の腫れ、全身のかゆみなどの症状から診断されることもあります。

 「子どもの花粉症の予防と対策」
窓を閉める:家の窓を閉めて、花粉の侵入を防ぎます。また、空気洗浄機、室内を加湿するのも花粉の飛散を減らす効果があります。
洗顔と洗髪:外出後に顔と髪を洗うことで、付着した花粉を取り除きます。
マスクを着用:花粉症対策用のマスクを着用することで、花粉の吸入を減少させます。
室内で過ごす:症状が強く出る方は、花粉の多い日には、室内での活動を増やすのも一つの方法です。

「小児の花粉症の治療」
抗アレルギー薬の内服、点鼻、点眼、ステロイドの点鼻、点眼などがあります。
抗アレルギー剤も種類によっては眠気が強く出てしあうこともあり、小学生が授業に集中できないことが問題になっています。
たくさんの薬の中から、お子さんの生活にあったモノを選択することが大切です。
また、点眼ステロイドに関しては、大人が使用するよりも副作用が出やすいことが分かっています。
なんとなく使うのではなく、症状がひどいときにはステロイド、それ以外は抗アレルギー剤などと、使い分けることが重要です。
ステロイド点眼を長期に使用しる方は、かならず眼科を受診しながら使用してください。

小児の花粉症の注意点
小児の花粉症は、成人と異なり、症状が重くなることがあります。そのため、早期の診断と適切な治療が重要です。
しかし、スギ花粉の飛ぶ時期にはインフルエンザなどの風邪が流行する時期であり、出ている鼻水が花粉症なのか、風邪なのかをきちんと診断せずに治療を始めてしまうと、薬を飲んでいるのに症状が続いてしまい、結果として治療が遅れてしまうことになります。
花粉症かな?と思ったら、アレルギー専門医を受診してだき、きちんとした診断、治療を受けていただきたいと思います。

当院では2階が子どもの診察可能な眼科になっており、花粉症の目の症状についても、きちんと診断・治療をさせていただいてます。
花粉症の相談に関してはアレルギー外来以外でもお受けしています。

大人の花粉症相談もお受けしています。ぜひ一度、ご受診ご相談ください。

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